![]() 衛生管理を必要とする作業場に入るときには、従業員一同必ず手指を消毒しています。 |
![]() 洗濯工程では、生地の強度や白度、付着した灰分などが事細かにチェックされます。 |
![]() |
![]() |
- 洗濯工程の試験(強度、灰分、白度)※
- 衛生度試験(細菌付着の有無)
- 工場監査(リストに基づく運転管理・記録、品質、清潔度、メンテ等のチェック)
※単なる“白さ”だけでなく、洗濯工程後に“繊維がもろくなっていないか”や“傷んでいないかどうか”などを総合的に試験します。
ホーヘンシュタイン研究所※の標準試験布を生産ラインで25回繰り返し洗浄します。その試験布を研究所の基準サンプルと比較し、各項目で規定の数値基準に合格しなければなりません。
※公益法人「ドイツ品質管理協会」から、試験規定の作成や試験の実施、工場の監査などの委託を受けている研究所。
1.湿潤引張強度低下率 濡れた状態の試験布を引張試験機にかけて破断したときの強度を測定。研究所保管の原布と比較したとき、強度の低下が30%以下であること。 |
2.化学的損傷度 研究所保管の原布と比較したとき、損傷度合いを示す規定の指数が1.0以下であること。(次亜塩などでの損傷) |
3.無機質付着度 研究所保管の原布と比較したとき、洗浄時に付着した灰分が1.0%以下であること。 |
4.白色度 1)目視白色度 肉眼で見た白さの度合い。研究所の標準白色度スケールと比較したとき、白さを示す規定の指数が170以上であること。 2)色差白色度 標準の白さからどの色の方向にずれているかを測定。規定の指数が赤方向1.5以下・緑方向2.49以下であること。 3)基本白色度 試験布の光沢をなくし、さらに紫外線を取り除いた光源のもとで白色度を測定。反射率が85%以上であること。 |